Point
プレゼンテーションはSNAPPSで。
コンサルト医に何をしてほしいかを明確にする。
緊急性がある場合はためらわず即コンサルト。
いつもコンサルト医に感謝の気持ちを忘れずに。
【症例】
70歳男性。既往に狭心症と糖尿病あり。1時間前にジムで運動中に胸部絞扼感あり。今もなんとなく胸がつらく救急外来を受診した。体温36.5℃ 血圧130/60mmHg 心拍数58回/分 呼吸数20回/分 SpO2 99% room air、じとっと冷や汗あり。
当直の研修医Aは心電図をとったけど自分ではよくわからず(ホントはSTEMI!)。今日の当直の上級医は循環器内科の怖い○○先生であったので、とりあえず血液検査をしてから相談することとした。血液検査とルートを確保して15分ほど経ったところ患者さんは呼吸苦を訴え苦しみ始めた。血圧も80mmHg台へ低下、モニターも心室頻拍が数発認められるようになってきた。どうしてよいかわからずテンパりはじめ、看護師さんにも急かされて以下のようにコンサルトした。...
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