超高齢社会の到来に伴い、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアといった脊椎脊髄疾患の患者が増加傾向にあります。このweb講演会では、日本脊髄外科学会 監修のもと、脊椎脊髄/末梢神経疾患の診断法や手術適応、そして術後予想などについてくわしく解説します。 第3回は、名古屋大学医学部脳神経外科の西村由介氏に、頚椎症性脊髄症(頚髄症)の診断と後方除圧術について実際の症例を提示の上、詳しく解説いただきました。「頚髄症は受診時に軽症でも、軽微な外傷などを契機に急性増悪するケースがあり注意を要する。頚髄症の重症例では早期の手術が必要であるため、治療方針に悩んだ場合は脊椎脊髄治療の専門医に気軽に相談してほしい」と語ります。...
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