肺癌ICI併用療法で予期せぬ死亡増加、臨床試験を中止
未治療進行・再発の非小細胞肺がんに対する免疫チェックポイント阻害薬併用療法(ニボルマブ+イピリムマブ)に関する多施設共同臨床試験(JCOG2007、NIPPON試験)が、試験治療群で予期した範囲を超える死亡が確認されたとして、2023年3月30日に中止されたことが分かった。NSCLCに対する両薬剤の併用療法は同試験以外でも実施されているが、「自己判断で治療を中断せず、主治医と相談してほしい」と呼びかけている。同試験を主導する国立がん研究センターと日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)が4月28日夜、緊急会見で詳細を明らかにする予定(情報入り次第更新)。(m3.com編集部・坂口恵)...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。