脊髄腫瘍に対する手術

超高齢社会の到来に伴い、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアといった脊椎脊髄疾患の患者が増加傾向にあります。近年は整形外科だけでなく、脳神経外科でも治療が行われています。このweb講演会では、日本脊髄外科学会監修のもと、脊椎脊髄/末梢神経疾患の診断法や手術適応、そして術後予想などについてくわしく解説します。 第5回は、岡山大学脳神経外科の安原隆雄氏に、脊髄腫瘍への手術について実際の症例を提示の上、詳しく解説いただきました。「脊髄腫瘍、特に上衣腫の手術には精細な手技と神経モニタリングが必要となる。もし脊髄腫瘍の患者を診療した際は、熟達した専門医にコンサルトを依頼してほしい」と語ります。...