サル痘（エムポックス）、緊急事態終了も継続的に留意を

2022年5月以降、感染報告が続いているサル痘（エムポックス）。欧米では感染報告者数は激減している一方、日本では2023年に入り増加傾向にあることから、今後も感染拡大に注意を払う必要があります。 このweb講演会では、国立国際医療研究センター国際感染症センターの石金正裕氏に、サル痘の疫学および最新情報について解説いただきました。「2023年5月11日、WHOは『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態（PHEIC）」の終了を宣言したものの、サル痘が完全に根絶されたわけではなく、日本では報告数が増加傾向にある事から、今後も感染拡大防止のために留意が必要である」と語ります。...