CTGで高度徐脈が測定されず出生後死亡、対応の問題点は
臨床ニュースのシリーズ「医療事故、ヒヤリ・ハット事例に学ぶ」で掲載した記事「CTGで測定されてなかった胎児心拍を確認したら高度徐脈【解説】」のトラブルについて、医師の責任がどの程度あると感じるかをm3.com会員医師901人に尋ねたところ、341.4%(373人)が「41~60%(中程度)」を選んだ。要因の分析や改善策に関する記載内容については、「どちらでもない」が37.0%を占め、「納得」「どちらかといえば納得」は合わせても47.6%となり、過半数の支持は得られなかった。ここでは、スタッフ間のコミュニケーション不足や人員不足などに言及する医師のコメントを紹介する。「『周産期チーム』のコミュニケーション不足があるように感じた」「単に忙しくて対応不足であった感がぬぐえない」など、個人の問題ではなくチーム・組織としての責任を指摘する声が寄せられた。...
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