これまでの連載(第20回「現代病(アレルギー・肥満・メンタル疾患)が増加する共通要因」、第21回「うつ病と炎症の関係」)で、およそ第2次世界大戦以降、特に先進国で増加している疾患(アレルギー・肥満・メンタル疾患)は現代病と呼ばれており、それらの疾患には共通点として炎症が病態生理に関わり、TH17/Treg cell比が増加していることから炎症促進に傾いていること、また、肥満とアレルギーの関係、アレルギーと精神疾患の関係について解説してきました。今回は、近年増加しているうつ病や発達障害といった精神疾患と肥満の関係について考えてみます。...
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