m3をご覧の皆様、ごきげんいかがでしょうか? 東京大学の康永秀生です。 論文執筆のための英語学び直し講座第12回では、否定表現について解説します。 否定表現の基礎知識 ふつうの否定には not が用いられます。強い否定には never, no が用いられます。 その他に、準否定、部分否定、二重否定があります。 (1)準否定 準否定語には以下があります。 seldom/rarely めったに~ない[頻度] hardly/scarcely ほとんど~ない[頻度] few/little ほとんど~ない[数量] なお、barely は「かろうじて~(する)」「どうにか~(する)」という意味であり、準否定ではなく肯定です。 <例> Only a few of these therapies are barely translated into clinical practices. (これらの治療法のうちわずかばかりが、かろうじて臨床に応用されている) (2)部分否定 all, both, always, necessarily, completely, entirely などの前に not...
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