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疾患軌道図で学ぶ継続外来――脳梗塞後フォローの場合

2024年9月26日  南山堂

脳梗塞後のフォロー チェックリスト 脳梗塞の経過とADLの推移を3パターンに示した。①ラクナ梗塞、②アテローム血栓性脳梗塞、③心原性脳塞栓症として、ある程度当てはめられる 脳の健康は大切。脳血管障害は介入することで、発症抑制はある程度、実現可能である。認知症予防、ADL維持の観点からも脳梗塞予防のための対応は強調される。運動機会を習慣的に持つことも、ぜひ指導をされたい ◆引き継ぎ初診時に確認すること(Q2へ) 病型分類は何か? 抗血栓薬は何か? 動脈硬化のリスク因子は何か? 動脈硬化のリスク因子に対する治療目標は? ◆外来でフォローすべきこと リスク因子のコントロール(Q2へ) 心房細動の出現はないか?(Q3へ) ◆専門医へコンサルトするタイミング 脳梗塞の再発時(Q4へ) 頸動脈エコー所見で治療適応となる狭窄率がある場合や、注意すべきプラークが指摘される場合(Q5へ) ◆ACPに最適なタイミング 繰り返す脳梗塞イベントの結果、嚥下障害が悪化し、誤嚥性肺炎を反復する場合 (次回以降、Q1~Q5を掲載していきます)...