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第11回 引いてダメなら押してみろ?気管内異物による気道閉塞対処法【後編】

2021年7月15日  スペシャリストの視点

33歳女性・下咽頭を含む複数箇所の気道異物除去、ERでの経過 メコニウムアスピレーター+気管挿管チューブをその場で加工 経過続き: メコニウムアスピレーター(図1)を、サイズ7.0mm気管挿管チューブに接続。さらに気管挿管チューブの遠位端を水平に切り取り、吸引しやすく加工。それを用いて、気管挿管および異物除去を実施。これにより無事に大きな気道異物の除去に成功し、気道が開通。その後改めて、サイズ7.5mmの挿管チューブで気管挿管を実施。ERでの気管支鏡で、少量の残渣を除去。翌日は意識が回復し、指示に従えるようになったため抜管。5日後に元のグループホームに退院。 図1. (A)接続前のメコニウムアスピレーターと気管挿管チューブの遠位端を水平に切断したもの(矢印) (B) 気管挿管チューブのスリップジョイントにメコニウムアスピレーターを接続したもの(矢印) しっかりフィットする様にデザインされている。もう一方の端を壁吸引に接続して使用する。 (図は上記窒息症例のケースレポート1)を参考に著者作成) 幸いにも気道異物が無事に除去でき、患者さんの経過も良かったというケースレポート...