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子どもにとってのコロナ変異株の危険性とワクチン接種【時流◆小児感染症は増えるか?】

2021年8月10日  時流

長崎大学小児科学教授の森内氏 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、徹底した感染対策が行われ、2020年のCOVID-19以外の感染症発生数は激減した。感染対策を続けることで、このまま感染症は減り続けるのか。小児感染症の専門家である森内浩幸氏(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児科学教授)に、今後の小児感染症の動向について語ってもらうシリーズ、最終回の第4回は子どもにとっての新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株の危険性や、ワクチン接種について聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・末冨聡/2021年5月6日取材、全4回連載) 変異株が子どもにとって重症化しやすいとは言えない ――SARS-CoV-2の変異株は感染力が強く、重症化リスクも高いとの報告がありますが、子どもにとっての危険性はいかがでしょうか。 子どもにとっての変異株の重症化リスクについては、現時点でしっかりとまとまったデータはありません。 しかし、アルファ株を例に挙げると、英国の大きい病院で、従来株で入院した子どもたちと、アルファ株で入院した子どもたちを比べたところ、アルファ株で入院した...