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コロナ下での適切な救急蘇生とは?【時流◆5年ぶり蘇生GL改訂】

2021年9月5日  時流

野々木宏氏 日本蘇生協議会(JRC)はこのほど、救急蘇生のガイドラインを5年ぶりに改訂した。ガイドラインの改訂ポイントなどについて、作成編集委員長である一般社団法人日本蘇生協議会代表理事の野々木宏氏(大阪青山大学健康科学部健康栄養学科特任教授)に聞く本シリーズの第3回は、日本独自に作成した妊産婦の蘇生アルゴリズムやコロナ下での救命処置などについて解説してもらった。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・高嶋秀行/2021年8月4日取材、全3回連載) 前回の記事 『院外の救命処置で気管挿管はするべきか?』 はこちら その他のGL改訂のポイント 妊産婦の蘇生手順を新たに作成 ――今回のガイドラインでは、妊産婦に対する蘇生アルゴリズムをJRC独自に作成していますね。 これについては、日本産科婦人科学会が以前から問題提起をしていました。お産のほとんどは安全に行われますが、中には心停止を起こす症例がどうしても出てきます。また、日本の分娩は、病院よりも小規模なクリニックで行われることが多いという特徴があります。そういった中で、出産に関係する医療従事者に関しては、特別な救命処置のトレーニングが必要だと...