医師が「離れる医局」と「輝く医局」の決定的な違い

現場第一線で活躍してきた医師が昇進し、管理職に就いたものの、うまく医局をマネジメントできない――。そんな光景に、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。ある日を境に管理職に就任したものの、どのような視点で医局をマネジメントしたらよいかが分からず、思い悩むケースは珍しくありません。 今回取材したのは、畑埜クロスマネジメント代表の畑埜義雄先生（臨床コーチング研究会名誉会長、和歌山県立医科大学名誉教授）。自身もかつて大学病院の教授として、マネジメントに悩んだという畑埜先生は、コーチングのスキルを学び、臨床現場で展開。和歌山県立医科大学附属病院長を務めたのち独立し、現在は各地の医療機関の組織改善のコンサルティングを行っています。「医療機関における組織運営の在り方が変わってきている」と語る畑埜先生に、医局運営のポイントについて伺いました。...