前回、医師にとっての投資の重要性を説きました。
しかしここで問題になってくるのは「多忙な医師に、株式市場に張り付く時間はない」ということです。例えば株式に投資する場合には、その投資対象となる会社の売り上げ、利益、事業の見通しなど、考慮しなければいけないことが星の数ほどあります。山のように数字やデータが並び、それを基に投資判断をしなければいけません。そうした個別銘柄調査は大変時間がかかる上、それが報われるとも限りません。想定外のネガティブサプライズはいつ起こるか分からないからです。毎日株だけのことを考える専業投資家ですら、株価を完全に予想することはできません。投資素人の医師ならいわんやです。...