開業医の医師は基本、個人事業主の方が多いでしょう。そうなると、病院の節税はもとより、自分自身の収入に対する節税をどうするかに頭を悩ませていることでしょう。当コラムのvol.1 ・vol.2 でiDeCoを利用することによる節税、その他のメリットについてお伝えしてきました。今回は、さらに開業医(個人事業主)がiDeCoと併用して利用することができる「小規模企業共済」 でいかに合法的に節税でき、かつ将来の自分の退職金を自分でつくることができるかをご紹介しましょう。この制度とiDeCoを併用することで節税効果が倍増するので、その点も合わせて見ていきます。...