乳がんの正しい知識を広め、早期発見の重要性を呼びかける世界共通のシンボルマークとして知られる「ピンクリボン」。日本でのピンクリボン活動開始から20年の節目を迎えたいま、啓発の立役者として医師と二人三脚での活動を続けてきた、認定NPO法人乳房健康研究会の高木富美子さん(写真右)と医療ジャーナリストでNPO法人乳がん画像診断ネットワーク副理事長の増田美加さん(写真左)にお話を伺います。デマ医療と戦った黎明期、活動を根本から揺るがす衝撃的な患者との出会い、そして今だからこそ伝えたい「医師と患者が信頼関係を築くために必要なこと」とは―前後編でお届けします。...