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実兄から肝移植。医師が患者になって抱いた「心の重荷」

暮らし 2024年9月3日 (火)  保田明恵

宮城県仙台市に住む医師の平野泰三先生(43)は、CaNoW(※)にこうしたメールを寄せられました。「ドナーになってくれた兄が移植手術後の下大静脈内血栓のために二度手術を受けました。兄とICUで再会したときは死にたいとさえ思いました…」。4年前、平野先生は実兄から生体肝移植を受けており、その際、お兄さんが深刻な合併症を起こしてしまったのです。移植をめぐり、レシピエントとドナー、家族が抱いた思いとは? その詳細を、家族に感謝を伝える食事会の様子とあわせてレポートします。...