2024年10月1日、国立成育医療研究センター(東京世田谷区)に、女性の健康に関する司令塔的機能を担う「女性の健康総合センター(ICWH)」が開設されました。これまで医薬品の開発などではオスや男性を対象とした研究成果や治験結果が女性に適用されることが多いなど、性差が見過ごされがちでした。そこで同センターでは、性差医療体制の拡充に向けて、研究・開発、人材育成などに着手します。性差を医療に取り入れることの重要性や、これからの取り組み、展望について、センター長に就任した小宮ひろみ先生に詳しく伺いました。...