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生体弁置換後AF、リバーロキサバンがワルファリンに非劣性

2020年11月26日  New England Journal of Medicine

ブラジルの49施設で生体僧帽弁留置術後の心房細動(AF)患者1005例を対象に、リバーロキサバンの効果を無作為化試験でワルファリンと比較した(RIVER試験)。 その結果、12カ月間での主要複合評価項目[死亡、重大な心血管イベント(脳卒中、一過性虚血性発作、全身塞栓症、弁血栓症または心不全による入院)または大出血]イベント発生までの平均期間はリバーロキサバン群347.5日、ワルファリン群340.1日だった(境界内平均生存期間としての差7.4日、95%CI -1.4-16.3、非劣性のP<0.001)。心血管死または血栓塞栓イベント発生率はリバーロキサバン群3.4%、ワルファリン群5.1%(ハザード比0.65、0.35-1.20)、脳卒中は0.6%、2.4%(同0.25、0.07-0.88)、大出血は1.4%、2.6%(同0.54、0.21-1.35)だった。その他の重篤な有害事象の発生率は両群同等だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファ...