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マイナンバー法、3年を待たずに見直す- 平井たくや・自民党IT戦略特命委員長に聞く◆Vol.2

スペシャル企画 2013年7月18日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

ITが変わる、医師が変わる スペシャルインタビュー Vol.1◆医療のICT化、“周回遅れ” Vol.2◆マイナンバー法、3年を待たずに見直す 特集ページはこちら 〉〉 ――生まれた時から死亡するまで、あるいは医療と介護などの分野を問わず、全て共通で使えるマイナンバーを想定している。 例えば、子育て世代では、予防接種の情報を確実に得たいと考える。転勤しても、過去の医療情報をすぐ見ることができればメリットは大きい。高齢になって、複数の医療機関を受診する際にも、マイナンバーがあれば、医療情報の共有化を図ることができる。 それと今回、6月14日に閣議決定した「新たな成長戦略」(日本再興戦略)では、医療やITは重要分野に位置付けられています。医療情報をいかに利用するかが課題であり、iPSの研究やゲノム医療、あるいは予防医療の研究など、さまざまな利活用の可能性があります。 平井たくや氏は、マイナンバーを医療でも活用し、国民のメリットを最大化できるようにすることが、最大の目標だと言う。 個人情報の利活用の話になると、情報漏洩などの心配が出てきます。100%の安全はなく、メリットを最大化することによ...