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ワクチン有効率51.7%に低下、1月以降の国内事例

レポート 2022年1月27日 (木)  小川洋輔(m3.com編集部)

長崎大学などの研究チームが1月26日、国内でオミクロン株への置き換わりが進んだ1月以降の新型コロナウイルスのワクチンの有効性に関する暫定報告を公表した。16~64歳の2回接種者の発症予防の有効率は51.7%(95%信頼区間:2.0~76.2%)で、デルタ株が主流だった2021年7~9月の88.7%から大幅に低下した。考えられる要因として、オミクロン株への置き換わりや2回接種完了からの時間経過を挙げている(資料は厚労省のホームページ)。...