3回目接種後の胸痛はモデルナでやや高頻度、コホート調査
レポート
2022年3月18日 (金)
水谷悠(m3.com編集部)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)用ワクチンの3回目接種後の胸痛の発現頻度は、モデルナ製がファイザー製に比べてやや高いというコホート調査の結果が、3月18日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の合同会議(座長:森尾友宏・東京医科歯科大学発生発達病態学分野小児科教授)で報告された。モデルナ製は808人中14人で1.8%、ファイザー製が2630人中21人で0.79%だった。両ワクチンの添付文書が2021年12月3日に改定され、心筋炎・心膜炎が「重大な副反応」として追記されたことを受けて調査していた(資料は厚生労働省のホームページ)。...
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