大津市民病院、パワハラは認められず、第三者調査委員会が報告書
レポート
2022年3月29日 (火)
岩崎雅子(m3.com編集部)
滋賀県の市立大津市民病院で外科チームなどの医師が理事長らからパワハラを受けたなどとして相次いで退職の意向を示していた問題で、病院が設置した第三者調査委員会は3月28日、「パワーハラスメントに該当するような言動は認められない」とする報告書を発表した。
大津市民病院では2021年4月段階では全体で90人弱の常勤医がおり、うち外科・消化器外科・乳腺外科の医師9人、脳神経外科の医師5人、泌尿器科の医師5人の計19人が退職意向を示している。このうち4人が同院にパワハラを訴えていたが、内部検証ではパワハラが否定されていた。
第三者調査委員会は2022年2月に設置、弁護士2人で構成し、関係者へのヒアリングなどを進め、報告書をまとめた。...
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