軽症者は大病院に来なくなる?定額負担7000円に
スペシャル企画
2022年5月5日 (木)
m3.com編集部
日本の医療の特徴として、誰でもどこでも受診できる「フリーアクセス」がよく挙げられます。勤務医の方は「なぜこんな軽症の患者がうちに来るのだろうか」と感じることもあるかもしれません。
ただ、日本でも適正な受診や医療機関ごとの役割の明確化を進めようと、2016年から紹介状なしで大病院を受診した際には一定額の負担が生じるようになりました。対象となる医療機関の範囲や患者の負担額は徐々に大きくなっています。2022年4月からは「紹介受診重点医療機関」という新たな類型ができ、定額負担の対象となります。外来においても機能分化を進めるために「紹介状を持った外来」に重点を置くべき医療機関を指定する仕組みで、2023年度から運用が始まります。...
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