連絡を取った先生がまさかの…教授選は誰も本心を語らない
オピニオン
2022年5月1日 (日)
大塚篤司(近畿大学医学部皮膚科主任教授)
(前回までのあらすじ)2度目の教授選に向け、学内の支援者作りのため細い糸をたどり連絡を取った先生からは、「明日であれば時間が取れます」とのメールが届いた。
「19時にお電話します」とメールを返してから、その日はずっと会話のシミュレーションを行っていた。
「教授選の状況について教えてほしいのですが」と聞いて、なにか有意義な情報を得ることができるだろうか?
「教授選に出ることになりました。応援よろしくお願いします」とダイレクトにいえば良いのか?いやいや、一度か二度しか会ったことない人間をそう簡単に応援するわけがない。それに相手が「応援します」と言ったところで、それが本当かどうかはわからない。
そういえば、教授選にまつわるこんな話を聞いたことがある。
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