尾身会長「開かれた専門家組織に」他領域との連携重視
レポート
2022年4月22日 (金)
小川洋輔(m3.com編集部)
政府新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が4月22日、オンラインで開催された第96回日本感染症学会総会・学術講演会で講演し、「アドバイザリーボードや分科会に全ての領域の専門家がいるわけではない。開かれた専門家組織にする必要がある」と、今後の新型コロナ対策の検討に向けて多分野の知見を活用する意向を示した。政府や国民に対する役割としては「十歩ではなく半歩先の提言が一番いい。十歩だと実現せず、反感を買ってしまう」と、対策が長期化する中でも多くの人々が可能な提案を続けていくことを強調した。...
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