新型コロナ対応検証会議が始動、分科会構成員は入らず

政府の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対応に関する有識者会議（座長：永井良三・自治医科大学学長）の初回の会合が5月11日開かれた。構成員からは医療提供体制について「結果論として、特定の病院や関係者に負荷がかかっているのは事実だろう」「かかりつけ医的な、身近で見る医療関係者がもっと活躍できたのではないか」などの声が上がった。山際大志郎・新型コロナ対策相は「この2年数カ月にわたって世界がコロナと闘ってきた。これまでどういう闘いをしてきたかをしっかりと検証した上で、さらに感染症との闘いが続くので次に備えていく必要がある」と述べ、6月を目途に感染症対策の司令塔機能や法制度の考え方を取りまとめる意向を示した。...