かかりつけ医機能とコロナ、分離して議論を - 新田國夫・日本在宅ケアアライアンス理事長に聞く◆Vol.1
レポート
2022年8月16日 (火)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
「そもそも日本の医療提供体制の現状が的確に理解されていない。論点がずれている。コロナ対応の責任を、かかりつけ医機能に求めるのはおかしい」――。こう指摘するのは、日本在宅ケアアライアンス理事長を務める新田國夫氏。コロナ対応と切り離し、超高齢社会に必要な真の「かかりつけ医機能」を議論すべきというのが新田氏の考えだ。 政府の「骨太の方針2022」に「かかりつけ医機能の制度整備」が盛り込まれるなど、「かかりつけ医機能」に注目が集まる。日本医師会はこの7月から、かかりつけ医機能に関する検討をスタートさせた。そのメンバーの一人でもある新田氏(東京都国立市の医療法人社団つくし会理事長)に考えをお聞きした(2022年8月12日にインタビュー。全2回の連載)。...
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