医師の働き方改革について~タスクシェア・シフト編~(第2回)
レポート
2022年9月9日 (金)
m3.com編集部
2024年度から本格実施される「医師の働き方改革」。しかし、いまだにその必要性が浸透しておらず、必要性は分かってもなかなか改革が進まず、苦労している医療機関が少なくないのが現状です。 MBA(経営学修士)を持ち、現在、病院経営に特化したコンサルティング会社のハイズ株式会社代表として、全国各地の病院経営のアドバイザーとして活躍中の裴英洙先生に、組織論から見た医師の働き方改革の必要性と、働き方改革で重要性が増すタスクシェア・シフトの進め方について解説していただきました。 第2回は、「タスクシェア・シフト編」です。「チーム内のシェア・シフトこそ働き方改革のカギ」と語る裴氏は、シェア・シフトを円滑に進めるためには、「される側」と「する側」の双方の視点を考える重要性を強調しています。 「これだけやっておいて」「とりあえずやっておいて」。タスクシェア・シフトを進めるにあたって、こんな依頼をしていたのでは、職員のモチベーションを下げるとして、注意を促しています。シェア・シフトの「3大勘違い」にも言及いただきました。...
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