「百家争鳴」かかりつけ医機能、医療部会

社会保障審議会医療部会（部会長：永井良三・自治医科大学学長）は9月29日にかかりつけ医機能について本格的に議論を開始して自由討議を行い、さまざまな視点から意見が出され「百家争鳴」（島崎謙治・国際医療福祉大学大学院教授）の様相を呈した。かかりつけ医機能のあり方については「第8次医療計画等に関する検討会」で議論されてきた経緯があるが、厚生労働省の担当者は「検討会の範疇を超えて政策的、制度的なことも意見をいただいた。医療制度改革を進めていく上で広い議論ができる場ということで、医療部会でという流れになった」と述べ、2023年度末を目標に今後医療部会を中心に議論していく考えを示した（資料は、厚労省のホームページ）。...