「新型コロナ独自の類型が妥当ではないか」釜萢日医常任理事
レポート 2022年11月30日 (水) 橋本佳子（m3.com編集長）
日本医師会常任理事の釜萢敏氏は、11月30日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて、「選択肢としては5類の類型に入れるほかに、新型コロナウイルス感染症については、それにふさわしい形に組み立てることも考えられる」との考えを表明した。要は、現在の「2類相当」からの見直しで何を緩和していくかであり、一定の感染防止対策は引き続き必要と想定される上、医療費の公費負担も必要との考えから、適切な対応が可能なよう新型コロナ独自の類型が妥当ではないか、というのが釜萢常任理事の考えだ。...