かかりつけ医の書面交付は「医療提供の内容説明」厚労省

社会保障審議会医療部会（会長：永井良三・自治医科大学学長）は12月5日、前回会議に引き続き「かかりつけ医機能」について議論し、厚生労働省は医師が患者に交付する書面について「かかりつけ医機能として提供する医療の内容を説明」と位置づける案を提示した。11月28日の前回会議では「患者と医療機関がかかりつけの関係を確認」するものと提案したのに対して書面の位置づけなどに疑問や意見が出ており、それを基に修正した。年内に方向性をまとめるべく、全世代型社会保障構築会議の動向もにらみつつ引き続き議論する（資料は厚労省のホームページ、前回会議は『「かかりつけ医機能」定義を医療法に明記へ、厚労省』）。...