「社会はウィズコロナ、病院はゼロコロナ」

国立大学病院長会議会長で千葉大学医学部附属病院病院長の横手幸太郎氏は12月7日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）で10月中旬以降に国立大学病院での受け入れ患者が増加、院内クラスターや職員の感染で診療を一部制限する事態も起きているとして「社会はウィズコロナになっていくが、病院の診療に求められるのはゼロコロナ。ここにギャップがある」と述べた。診療体制の確保に懸念を示し、「引き続き通常診療とコロナ診療を並行できるように支援お願いしたい」と訴えた。...