2025年以降も地域医療構想の取り組み継続必要、WG取りまとめ
レポート
2022年12月14日 (水)
千葉雄登(m3.com編集部)
厚生労働省は12月14日、第10回地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループを開催し、2022年9月に実施した「地域医療構想調整会議における検討状況等の確認」に関する調査結果を報告し、同時に地域医療構想についてはコロナへの対応が続く現状においても「基本的枠組みを維持しつつ、着実に取り組みを進めていく」「2025年以降も地域医療構想の取り組みを継続していくことが必要」などとする議論の取りまとめ案を提示した。構成員からは「とりあえず2025年までは地域医療構想を大きくいじることなく、このまま続けるのが良いのではないか」(日本医師会副会長・猪口雄二氏)といった意見が提示され、反対意見は上がらなかった。この日のワーキンググループにおいて了承された取りまとめ案は、第8次医療計画等に関する検討会にて議論が続く「意見の取りまとめ(案)」に反映される(資料は厚労省ホームページ)。...
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