日医との連携は日医執行部の意向次第 - 茨城県医師会理事・鈴木邦彦氏に聞く◆Vol.1
インタビュー
2009年11月2日 (月)
まとめ・橋本佳子(m3.com編集長)
「地域医療の担い手」として中医協(中央社会保険医療協議会)の委員に選任されたのが、茨城県医師会理事の鈴木邦彦氏。一般病院から、介護系の施設・在宅サービスまで幅広く手がける経営者であり、日本医療法人協会の副会長も務める。10月30日の新委員による初の中医協総会の後、鈴木氏は複数社の共同取材に応じ、委員としての抱負や医療の現状認識などについて語った(2009年10月30日に取材)。 鈴木邦彦氏 1984年東北大学大学院卒。東北大学第3内科などを経て、93年から医療法人博仁会志村大宮病院勤務。96年同院院長。98年博仁会理事長、2000年社会福祉法人博友会理事長。2006年茨城県医師会理事、2009年日本医療法人協会副会長。 ――中医協に出席した初日の感想をお聞かせください。 たくさんの報道陣、傍聴者がいる中で行うような会議に参加するのは、初めての経験だったので、正直、最初は驚きました。 ――どのような経緯で中医協の委員に選任されたのでしょうか。 茨城県医師会の方から、「委員のポストに推薦したいが、どうか」と話がありました。地域医療の現場を知っているということで推薦いただいたのでしょう。都市...
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