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流行初期に入院対応は医療機関500カ所、減収分補償も

レポート 2023年2月3日 (金)  千葉雄登(m3.com編集部)

厚生労働省は2月2日、第22回第8次医療計画等に関する検討会(座長:遠藤久夫・学習院大学経済学部教授)を開催し、2022年末の意見の取りまとめに際して残されていた最後の議題である「新興感染症対応」に関して議論を行った。この日の議題は都道府県と医療機関との協定の締結等について。新たなパンデミックが発生した際、感染症の流行初期段階(3カ月程度を想定)には入院患者約1.5万人(うち重症者約1500人)の受け入れを想定し、全国で500カ所の「流行初期医療確保措置付き協定締結医療機関」(第一種)を確保するという目安を提示した(資料は厚労省ホームページ)。...