「『すみません』という言葉を哲学する」、古田東大准教授

東京大学大学院人文社会系研究科准教授の古田徹也氏は2月5日、オンライン開催の第12回日本医療コンフリクト・マネジメント学会学術大会で、「『すみません』という言葉を哲学する」とのテーマで特別講演、「Sorry Works！」運動の影響を受けて、医療者が主に医療コンフリクトの文脈で「共感表明」の意味で「すみません」を使うことがあるが、この言葉を聞いた相手との認識の乖離も生じ得るとして、「すみません」という言葉を「共感表明」と「責任承認」とに図式的に切り分ける見方に再考を促した。...