新型コロナの診療報酬特例「見直し」項目提案、厚労省

厚生労働省は3月8日の中医協総会（会長：小塩隆士・一橋大学経済研究所教授）に、新型コロナウイルス感染症が5月8日に5類へ移行することに伴い、診療報酬上の特例を一部「見直す」ことや、継続する場合でも要件を見直すことなどを提案した。診療側は移行後も患者増の可能性はあるなどとして「各地のコロナ対応、通常医療との両立という現場の努力は適切に評価されてしかるべきだ」（日本医師会常任理事の長島公之氏）、支払側は2024年度改定に向けた議論が始まる前、原則秋口には全ての特例廃止」（健康保険組合連合会理事の松本真人氏）などとそれぞれ主張した（資料は厚労省のホームページ）。...