「6事業目」新興感染症対応の方向性まとまる、第8次医療計画

厚生労働省の第8次医療計画等に関する検討会（座長：遠藤久夫・学習院大学経済学部教授）は3月9日の会議で、医療法の5疾病・5事業に追加する6事業目の新興感染症対応について議論、意見取りまとめの方向性でおおむね合意した。親会である社会保障審議会医療部会へ報告するとともに、感染症法に基づく予防計画とも整合的である必要から厚生科学審議会感染症部会にも報告、それらの議論も踏まえて座長預かりで修文などを施して取りまとめ、5月を目指し厚労省が医療計画策定指針を作成する（資料は同省のホームページ。これまでの経緯は『第8次医療計画作成指針等の取りまとめへ、議論は残り数回』、『流行初期に入院対応は医療機関500カ所、減収分補償も』を参照）。...