新型コロナ外来、5類移行後も対応医療機関は伸び悩み
レポート
2023年4月27日 (木)
佐藤夕(m3.com編集部)
厚生労働省は4月27日の厚生科学審議会感染症部会で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置付けが5類に移行する5月8日時点で、外来対応をする医療機関が約4万4000施設の医療機関にとどまることを報告した。政府は季節性インフルエンザ並みの最大6万4000施設の外来対応を目指し、応招義務の対象となることも強調してきたが、2月時点の4万2000施設から2000施設の増加にとどまった。入院患者は、9月末までに約8400施設の医療機関で、最大約5万8000人を受け入れる体制を整える。うち1600施設はこれまで新型コロナ患者を受け入れていなかった医療機関だ(資料は、厚労省のホームページ)。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。