コロナ禍で82床削減、看護師は1人も減らさず
インタビュー
2023年5月20日 (土)
小川洋輔(m3.com編集部)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行期に医療が逼迫したことで、病院の再編・統合や機能分化を進める地域医療構想の議論が停滞する地域が多い中、福井県立病院(福井市)が一般病床602床を520床に減らすことを決断した。急性期41床と回復期リハビリテーションの50床を削減する一方、コロナ禍の教訓を踏まえ、HCUを新たに設け、看護師は約700人体制を堅持した。新型コロナの病床確保料などが減らされる中、県の拠出などに頼らず、経営を維持できるのかが課題だ。...
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