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群大病院、患者とカルテ共有、実施後は8割の医師が賛成‐調憲・群馬大学医学部附属病院副院長/患者参加型医療推進委員会委員長らに聞く◆Vol.2

インタビュー 2023年6月4日 (日)  藤田記子(m3.com契約ライター)

患者参加型医療は、今や世界標準となっているが、日本ではまだまだ発展途上とも言える。そのような中、群馬大学医学部附属病院は、腹腔鏡手術などの医療事故が判明した2014年6月以降、さまざまな改善・改革の取り組みを行い、2018年に大学病院としてはおそらく初めて、患者が参加する「患者参加型医療推進委員会」を設置した。そこには医療事故の遺族も参加する。副院長で患者参加型医療推進委員会委員長の調憲氏と、同委員である対馬義人氏に、委員会発足の経緯や、活動内容、現場での変化について聞いた(2023年4月17日文書によるインタビュー、全2回の連載)。...