新型インフルに備え「プレパンデミックワクチン」の株を了承、感染症部会
レポート 2023年5月26日 (金) 佐藤夕（m3.com編集部）
厚生労働省の厚生科学審議会感染症部会（部会長：脇田隆字・国立感染症研究所所長）は5月26日、高病原性鳥インフルエンザウイルスが変異しヒトでのパンデミックとなる可能性に備え、備蓄するワクチンの株をH5N8型とすることを了承した。2018年にH7N9型に切り替えて以降、5年ぶりの株変更だ。厚労省は最大1000万人分の確保を目指す方針（資料は、厚労省のホームページ）。...