次期改定、抑制圧力やや弱まる「骨太の方針2023」閣議決定

経済財政諮問会議は6月16日、「経済財政運営と改革の基本方針2023（骨太の方針2023）」を答申、政府は閣議決定した。2024年度に控える診療報酬を含むトリプル改定については、物価高や賃上げ圧力で引き上げが期待される中、「患者・利用者負担・保険料負担への影響を踏まえ、患者・利用者が必要なサービスを受けられるよう、必要な対応を行う」との表現に落ち着いた。6月7日の原案では「患者・利用者負担・保険料負担の抑制の必要性を踏まえ、必要な対応を行う」との表現で、「抑制の必要性」から「影響」に変わった。...