在宅医らへの殺意を全面否認、ふじみ野医師死傷事件
レポート
2023年10月26日 (木)
佐藤夕、水谷悠(m3.com編集部)
埼玉県ふじみ野市で在宅医療を行っていた医師の鈴木純一氏(当時44歳)が散弾銃で撃たれて死亡し、同行した理学療法士らも負傷した事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた渡辺宏被告(67歳)は、10月26日にさいたま地裁で開かれた裁判員裁判(小池健治裁判長)の初公判で「殺意は全くなかった。大けがをさせようと右膝あたりを狙ったが、反動で予想外のところに当たった」などと述べて、全3発の発砲について殺意を全面否認するなど、起訴内容を一部否認した。殺意や殺害の実行行為の成立が争点となる。11月28日に結審し、判決は12月12日。...
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