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死亡した医師の父「最大限の厳罰を望む」ふじみ野事件

レポート 2023年11月28日 (火)  水谷悠、佐藤夕(m3.com編集部)

埼玉県ふじみ野市で在宅医療を行っていた医師の鈴木純一氏(当時44歳)が散弾銃で撃たれて死亡し、同行した理学療法士らも負傷した事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた渡辺宏被告の裁判員裁判(小池健治裁判長)で11月28日、鈴木医師の父親や妻が意見陳述をした。父親は鈴木医師が熱心に医療に取り組んでいた様子を振り返り、「最大限の厳罰を求める」と述べた。妻は、「医療関係者は最も身近な支援者だったからこそ恨みが向いたのではないかと考えると悲しい」と事件を振り返り、「最大限長く刑務所に入って罪と向き合ってほしい」と述べた。父親と妻の意見陳述、妻の代理人の弁論としての意見陳述の概要は以下の通り。...