救急搬送の男性が帰宅後に死亡、病院の判断が「過失あり」に変わった理由
レポート
2023年12月24日 (日)
高橋直純(m3.com編集部)
秋田大学医学部附属病院は12月18日、胸腹部大動脈瘤(切迫)破裂が疑われ同病院に救急搬送された80歳代の男性が、緊急手術の適応はないと判断され帰宅するも翌日に亡くなった事例を公表した。病院側は当初「過失なし」と判断していたが、院内死亡事故調査委員会の「(提供された)CT画像で大動脈瘤破裂と判断する必要があった」とする指摘などを受けて「過失あり」に変更した。病院が公表した資料を基に、事例の概要と検証結果を振り返る(資料は同大病院ホームページ)。...
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