断水続く中2週間で659人の救急患者、公立能登総合病院
レポート
2024年1月16日 (火)
小川洋輔(m3.com編集部)
最大震度7を観測した能登半島地震から2週間。公立能登総合病院(石川県七尾市、434床=うち100床が精神病床)は1月15日朝までに659人の救急患者を受け入れて来た。地震で150トンの水を貯める受水槽が損傷し中の水が漏れ出た。断水が続き、今も節水の呼びかけが続く。医師やスタッフも被災し、避難所から出勤する職員もいる。それでも、緊急手術を再開し、能登北部の避難所で相次ぐ新型コロナウイルス感染症の患者も受け入れるなど、懸命に「能登の門番」の役割を果たしている。喜多大輔副院長と山端潤也診療部長が1月15日、m3.comの取材に応じた。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。