エコノミークラス症候群の避難者の理解度「何、それ？」- 富山県氷見市の避難所◆Vol.2
インタビュー 2024年2月4日 (日) 若林朋子（ライター）
2024年元日に起こった能登半島地震により、能登半島の付け根の東側にある富山県氷見市も被害を受けた。死亡者こそいなかったものの、住宅は全半壊38棟、一部損壊167棟などの被害があり、1月23日まで避難所が開設されていた。金沢医科大学氷見市民病院胸部心臓血管外科診療科長の小畑貴司氏は1月4日から氷見市内の避難所を巡回し、血行を改善して深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症（以下、エコノミークラス症候群）を予防する弾性ストッキングを配布した。避難所での取り組みや過去の地震で被災した経験などについて聞いた（2024年1月22日インタビュー）。...