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終末期医療ガイドラインでは解決せず- 須田セツ子・元川崎協同病院医師に聞く◆Vol.3

インタビュー 2010年5月11日 (火)  聞き手・橋本佳子(m3.com編集長)

須田セツ子氏は「次第に死に近づきつつある患者さんに対し、どこまで医療を行うかについては現場の判断になるのでは」と語る。 ――最高裁判決では、「抜管行為は、法律上許容される治療中止には当たらないというべきである」「本件における気管内チューブの抜管行為を筋弛緩剤の投与行為と併せ殺人行為を構成するとした原判断は正当である」としています。 人工呼吸器を付けている患者さんは多様で、中には「もう、死ぬんだ」と言って自己抜管する人もいれば、抜管を依頼する人もいます。抜管後、しばらくは自発呼吸があっても、次第に悪くなる。そこで、「絶対に嫌だ」と再挿管を拒否するケースもある。あるいは夜間だけレスピレーターを付けている人もいます。どこまでが「外す」という行為に当たるのか。付けたり、外したりしている人はどうするのか。いったい、どんな場合に、「抜管したから、死亡した」と判断されるのか。抜管後、どれくらい経過して再挿管しなかったら、問題視されるのでしょうか。 全身状態が悪化すると、経管栄養を入れても嘔吐したり、痰が増えて苦しまれることがあります。そんな時、誰が最後に、「もうやめましょう」というのか。点滴も、浮腫...